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英・弱い雇用とCPIを受けて利下げ期待再燃か

英・弱い雇用とCPIを受けて利下げ期待再燃か

英・弱い雇用とCPIを受けて利下げ期待再燃か
相場レポート

2025.10.22

NEW

2025.10.22

本日のポイント

  1. 米・主要企業の決算発表(日本時間17時00分~)

  2. 欧・要人発言(日本時間20時00分~)

  3. 米・週間原油在庫(日本時間23時30分)

東京時間では、国内の政局不安が後退し、材料出尽くし感から高市トレードの円安に対する調整の動きがみられた。米ドル/円(USDJPY)は、朝方に152円をわずかに下回る水準で小幅に推移していたが、東京勢参入後の9時以降に売りが強まり下落。仲値にかけて、一時151.50円まで下値を広げた。下げ一服後は反発したものの、152円手前で押し戻される動き。午後に入ると米ドルと円が揃って弱含んだため、主要国通貨は対米ドルと対円で堅調な動きを見せた。15時に発表された英国の9月消費者物価指数(CPI)が市場予想に届かなかったことを受けて、発表後に英ポンドが大幅下落。英ポンド/円(GBPJPY)は直後に203.20円台から202.50円台まで急落し、英ポンド/米ドル(GBPUSD)は1週間ぶりに1.3330ドル台まで下げ幅を拡大した。9月会合以降は英国の年内利下げ見通しが後退していたが、先週発表された雇用統計の悪化を受けて、12月会合での利下げの可能性が浮上している。今回のCPIも想定していたほどの伸び率とならなかったため、市場の利下げ期待が強まることになるか注目したい。前日に売りが加速した金(GOLD)は、東京時間で小幅反発。序盤は下げ幅を広げたものの、4,000ドル付近が下値サポートとなり、下げ幅分を巻き戻す水準まで買い戻された。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.02%と、3日ぶりの小幅反落。昨日の米株式市場でナスダック総合が下落した流れを引き継ぎ、東京時間でも半導体株を中心に売りが加速。昨日までの上昇に対する利益確定売りも目立ち、一時700円超まで下げ幅を拡大したが、引けにかけては下げ幅を縮小する動きとなった。この後の海外時間では、注目度が高い経済指標の発表が予定されていないため、新規材料待ちの展開となりそうだ。欧州朝方に発表された弱い英CPIを受けて、欧州勢がどのように参入してくるか注目したい。

1. 米・主要企業の決算発表(日本時間17時00分~)

昨日に引き続き、米株式市場の寄り付き前から引け後にかけて米企業20社以上の決算発表が予定されている。本日特に注目度が高いのが、引け後の日本時間29時00頃(翌5時00分頃)に発表される米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA)の第3四半期決算。第1四半期では、最高経営責任者(CEO)を努めるイーロン・マスク氏のトランプ政権への政治関与による不買運動が加速したことで、売上は前年同期比で大幅減となった。第2四半期でも売上高が過去10年以上の間で最も落ち込み、決算発表後の時間外取引では一時5%近く急落。しかし、底打ち感も感じられ、現在は年始の急落以前の水準まで株価を戻している。今回の第3四半期決算では、テスラが新たに発表した低価格タイプのスポーツ車に対する収益性が注目されている。今回も厳しい結果になる可能性があるとの指摘もあがっているため、決算発表後の同社株や、米株主要3指数の動向に注目したい。

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2. 欧・要人発言(日本時間20時00分~)

本日は、日本時間20時00分に欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁、日本時間21時25分にラガルド総裁の発言が予定されている。ECB関係者は明日から30日の理事会までブラックアウト期間入りするため、金融政策に関する発言が控えられる。本日は理事会前に利下げ見通しを確認できる最後のタイミングとなるため、今後の具体的な見通しや見解が示されるのか注目したい。前回9月の会合以降、デギンドス副総裁は「現在の金利水準は適切」との発言を繰り返しており、当面の据え置きを示唆している。また、ラガルド総裁は利下げサイクルの終了は否定したものの、現在のユーロ圏の経済と金利が良好な状態であるとの考えを述べ、据え置きを継続することを示唆した。10月会合での据え置きは確実視されているため、これまでの据え置きを支持する発言を繰り返すことになると思われるが、新たな見通しについて言及されるか確認したい。

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3. 米・週間原油在庫(日本時間23時30分)

日本時間23時30分に、米国の原油在庫が発表される。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜日に発表する原油在庫は、米国内で保有する商業用原油量を調査した指標。原油在庫が増加すると需要の減少、原油在庫が減少すると需要の増加と判断され、需給の変化が景気動向の判断材料として注目される。WTI原油(OIL)は、本日の東京時間で大幅反発。NY引け後は1バレル=57ドル台で小幅に上下していたが、米エネルギー省が戦略石油備蓄(SPR)の積み増しのために原油100バレルの購入を検討していると発表したことを受けて、58.30ドルまで急伸した。上値を抑制していた57.70ドル付近の価格帯を上抜けたことで、このまま買いの勢いが継続することも予想される。東京時間午後には一旦頭打ちとなり伸び悩んだため、この後の海外時間で再び上値トライが見られるか注目したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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100pips(1JPY)ごと(例:1ドル=147円、1ドル=148円等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。

500pips(50USD)ごと(例:3000ドル、3050ドル等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。

5,000USDごと(例:110,000ドル、115,000ドル等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。