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週明けは欧米の要人発言に注目

週明けは欧米の要人発言に注目

週明けは欧米の要人発言に注目
相場レポート

2025.09.29

NEW

2025.09.29

本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間17時30分~)

  2. 米・要人発言(日本時間20時30分~)

  3. 米・中古住宅販売保留指数(日本時間23時00分)

週明けの東京時間では、先週に加速した米ドル買いの動きから一転して、米ドル売り・円買いが強まった。米ドル/円(USDJPY)は先週終値とほぼ同水準の149.50円台で始まり、早朝のオセアニア時間では小幅な横ばい。本邦勢参入後は、株安や時間外の米10年債利回りの低下を背景に円高圧力が強まり、欧州序盤にかけて148.70円台まで弱含んだ。14時30分から行われた野口日銀審議委員の講演で「これまで以上に政策金利調整の必要性が高まりつつある」との発言が聞かれたことも円買い材料。ハト派スタンスの野口審議委員が利上げの可能性を示唆したことが日銀の早期利上げ期待を高め、円買いを後押しした。対米ドルで円買いが強まった影響から、クロス円も軒並み下げ幅を拡大。一方で、米ドル全面安の動きとなったため、主要国通貨は対米ドルで買いが先行した。安全資産の金(GOLD)は、米政府機関閉鎖への警戒感などが意識され大幅上昇。3,800ドルを突破し史上最高値をつけ、東京時間序盤から欧州時間にかけて勢いを落とすことなく上昇が続いた。なお、米政府の10月1日以降のつなぎ予算案が成立せず、期限が明日に差し迫る中で、政府機関の一部閉鎖が現実味を帯びている。本日29日にトランプ米大統領と米議会指導部との協議が行われる予定だが、成立しなければ市場のリスク警戒感が高まり、株価の下落や安全資産買いが強まる可能性があることに警戒しておきたい。株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比-0.69%と続落。9月期末の配当権利落ちに関連する銘柄の下げが目立ち、寄り付きから売り優勢で下落。為替が円高に振れていることも上値抑制となり、一時4万5,000円を割り込む水準まで値を下げた。本日は目立った経済指標の発表は予定されていないが、欧米各国の要人発言が複数予定されている。月末・期末に絡んだ動きも生じやすいため、予測しにくい突発的な値動きには注意したい。

1. 欧・要人発言(日本時間17時30分~)

本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言に注目したい。日本時間17時30分にセンテノ・ポルトガル中銀総裁、日本時間18時00分にナーゲル独連銀総裁、日本時間21時00分にレーン専務理事が発言予定。利下げサイクル終了の可能性が高まるユーロ圏の今後の金融政策見通しについて、どのような見解が示されるのか確認したい。先週はチポローネ理事が「インフレに対するリスクはバランスがとれている」と発言。インフレリスクは上方向にも下方向にも大きな懸念はないとし、現行の金利水準が適切であるとの考えを述べた。ECBは7月・9月と2会合連続で全会一致での据え置きを決定しており、ECB関係者からは利下げ終了を示唆する発言が続いている。当面は据え置きを実施する可能性が高いため、年内あと2回の会合について、利下げ見送りを示唆する発言があるか注目したい。

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2. 米・要人発言(日本時間20時30分~)

本日は、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言が予定されている。日本時間20時30分にウォラーFRB理事、日本時間21時00分にハマック・クリーブランド連銀総裁、日本時間26時30分にムサレム・セントルイス連銀総裁、日本時間翌7時00分にボスティック・アトランタ連銀総裁が発言予定。市場では10月・12月とFRBが連続利下げを実施する可能性が高いと見ているが、利下げ回数や利下げ幅についてはFRB関係者の間で意見が割れている。現在の投票メンバーの中で最もハト派的スタンスをとるミラン理事は年内あと5回の0.25%利下げを支持しているが、同じくハト派スタンスで利下げの必要性を主張してきたウォラー理事は、9月会合前の時点で大幅利下げは必要ないとの考えを主張。また、ムサレム・セントルイス連銀総裁は、インフレ率の上振れリスクへの懸念から追加利下げの余地は限定的であると述べており、FRBメンバーらの発言から最終的な着地点を探る展開が続いている。10月会合では0.25%の追加利下げを実施するとの見方が優勢だが、12月会合以降の利下げ見通しについて具体的に言及された場合は、米ドルが神経質に反応する可能性があることに注意したい。

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3. 米・中古住宅販売保留指数(日本時間23時00分)

日本時間23時00分に、米国の8月中古住宅販売保留指数が発表される。中古住宅販売保留指数は、売買契約は成立しているが最終引き渡しが完了していない物件数を月ごとに集計し、指数化した指標。引き渡し完了後は中古住宅販売件数として集計されるため、同指標の先行指標として注目される。市場予想は前月比0.1%。前月の-0.4%を上回り、3ヶ月ぶりに前月比で上昇する見込み。中古住宅販売保留指数は、6月と7月に2ヶ月連続で前月比での縮小がみられており、依然として消費者の買い控えが続いている状況が示唆された。中古住宅販売件数は直近のデータでやや回復傾向がみられ米ドル買い要因となったため、本日の中古住宅販売保留指数が予想通りもしくはそれ以上の堅調な結果となれば、米ドル買いの材料と判断される可能性があることに注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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