連休明けのロンドン市場の値動きに警戒か

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連休明けのロンドン市場の値動きに警戒か

連休明けのロンドン市場の値動きに警戒か

連休明けのロンドン市場の値動きに警戒か
相場レポート

2024.08.27

2024.08.27

本日のポイント

  1. 米国の2年債入札

  2. オーストラリアの消費者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は144.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、安値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、26時に米・2年債入札、翌10時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、英国が連休明けとなるため、ロンドン市場OPEN後の値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。