ドル安・円高の流れが継続するかに注目か

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ドル安・円高の流れが継続するかに注目か

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ドル安・円高の流れが継続するかに注目か
相場レポート

2024.08.19

2024.08.19

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. オーストラリアのRBA議事録公表(8月6日開催分)

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は147円台中盤で軟調に推移しており、先週高値の149.500付近から約200pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。先週末は一時的に149円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となっているため、ドル安・円高の流れが継続するかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.000付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時15分に米・ウォラーFRB理事の発言、23時に米・景気先行指数、翌7時45分に NZ・貿易収支、翌10時半に豪・RBA議事録公表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。