英ポンド、米ドルの方向性に注目か

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英ポンド、米ドルの方向性に注目か

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英ポンド、米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2024.08.15

2024.08.15

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. 米国の小売売上高

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は147.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・第2四半期GDP、英・鉱工業生産、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、22時15分に米・鉱工業生産、26時10分に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、翌8時半に豪・ブロックRBA総裁の発言、翌11時半に NZ・オアRBNZ総裁の発言が予定されている。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。