米・金融決算に警戒か

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米・金融決算に警戒か

米・金融決算に警戒か
相場レポート

2024.08.01

2024.08.02

本日のポイント

  1. 英国の政策金利&声明発表

  2. 米国のISM製造業景況指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。日銀の利上げ観測によって円高の流れが強まり、米ドル/円は149円台まで約400pips急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.500付近を上抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、重要な節目の150.000を下抜けているため、新たな材料が出るまでは下値余地を探る展開となるだろう。

本日は、20時に英・BOE政策金利&声明発表、英・BOE議事録公表、英・BOE四半期金融政策報告、20時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、21時半に新規失業保険申請件数、23時に米・ISM製造業景況指数が予定されている。また、アップルやアマゾンなどの米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。