FOMC政策金利&声明発表に注目か

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FOMC政策金利&声明発表に注目か

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相場レポート

2024.07.31

2024.07.31

本日のポイント

  1. 欧州の消費者物価指数

  2. FOMC政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は152円台まで約250pips急落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.000付近を上抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.000付近を下抜けた場合は、151.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、戻り売り優勢の展開となっているため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、18時に欧・消費者物価指数、21時15分に米・ADP雇用統計、21時半に加・GDP、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、27時半に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。また、メタ・プラットフォームなどの米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。