米・雇用統計による米ドル/円の方向性に注目か

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米・雇用統計による米ドル/円の方向性に注目か

米・雇用統計による米ドル/円の方向性に注目か

米・雇用統計による米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.07.05

2024.07.05

本日のポイント

  1. カナダの失業率

  2. 米国の雇用統計

前日はNY市場が休場の中、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に160円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、161円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの161.700付近を上抜けた場合は、162.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの160.700付近を下抜けた場合は、160.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、18時40分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、23時に加・Ivey購買部協会指数、26時15分に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。雇用統計による値動きを静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。