高値圏での揉み合いは継続。月初要因による急変動に警戒か

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高値圏での揉み合いは継続。月初要因による急変動に警戒か

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高値圏での揉み合いは継続。月初要因による急変動に警戒か
相場レポート

2024.06.03

2024.06.03

本日のポイント

  1. 米国のISM製造業景況指数

  2. オーストラリアの経常収支

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は157円台前半で堅調に推移しており、先週安値の156.300付近から約100pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.500付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.500付近を下抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時に米・ISM製造業景況指数、翌10時半に豪・第1四半期経常収支が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。また、6月最初の営業日となるため、ロンドンフィキシング前後での月初要因による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。