高値圏での揉み合いが継続中の米ドル/円の方向性に注目か

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高値圏での揉み合いが継続中の米ドル/円の方向性に注目か

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高値圏での揉み合いが継続中の米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.05.27

2024.05.27

本日のポイント

  1. オーストラリアの小売売上高

  2. 米国の要人発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は156円台後半で堅調に推移しており、先週安値の155.500付近から約150pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.500付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.500付近を下抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、翌10時半に豪・小売売上高、翌13時55分にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、米・ボウマンFRB理事の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。