週明けの米ドルの方向性に警戒か

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週明けの米ドルの方向性に警戒か

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週明けの米ドルの方向性に警戒か
相場レポート

2024.04.08

2024.04.08

本日のポイント

  1. ジョーダンSNB総裁の発言

  2. 米国の要人発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は151円台中盤で堅調に推移しており、先週安値の150.800付近から約70pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの152.000付近を上抜けた場合は、152.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの151.000付近を下抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、狭いレンジ内での推移が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、24時15分にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、翌8時に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言が予定されている。重要経済指標・要人発言は予定されていないため、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。また、今週末から米主要企業の第1四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。