米国の消費者物価指数に警戒か

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米国の消費者物価指数に警戒か

米国の消費者物価指数に警戒か
相場レポート

2024.03.12

2024.03.12

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. 米国の消費者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は147.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、16時に英・失業率、21時半に米・CPI(消費者物価指数)、26時に米・10年債入札が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、先週からの円買いの流れが継続するか、一旦の調整による上昇があるかどうかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。