クリスマス休暇の薄商いを狙った急変動に警戒か

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クリスマス休暇の薄商いを狙った急変動に警戒か

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クリスマス休暇の薄商いを狙った急変動に警戒か
相場レポート

2023.12.25

2023.12.25

本日のポイント

  1. 植田日銀総裁の発言

  2. クリスマス休暇

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は142円台中盤で軟調に推移しており、先週高値の145.000付近から約250pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。上値重く下値堅い流れが継続しているため、押し目買い・戻り売りのどちらが優勢となるかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.000付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.000付近を下抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から急落している状況のため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、時間未定で植田日銀総裁の発言が予定されている。クリスマス休暇により、日本以外の多くの国は休場となるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。