米ドルと英ポンドの値動きに警戒か

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米ドルと英ポンドの値動きに警戒か

米ドルと英ポンドの値動きに警戒か

米ドルと英ポンドの値動きに警戒か
相場レポート

2023.12.13

2023.12.13

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. FOMC政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は145.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.000付近を下抜けた場合は、144.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、16時に英・GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、22時半に米・生産者物価指数、24時半に米・週間原油在庫、28時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、28時半に米・パウエルFRB議長の発言、翌6時45分にNZ・GDP、翌9時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルや英ポンドの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。