
2023.12.12
2023.12.12
英国の失業率
米国の消費者物価指数
前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。日銀のマイナス金利政策の解除観測が後退したことで円独歩安となり、米ドル/円は146円台前半まで上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、日銀のマイナス金利政策が解除されるかどうかに注目が集まっているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
本日は、16時に英・失業率、19時に独・ZEW景況感調査、22時半に米・消費者物価指数、27時に米・30年債入札、翌6時45分にNZ・経常収支、翌8時50分に日・日銀短観が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。
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