円安けん制発言による急変動に注意か

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円安けん制発言による急変動に注意か

円安けん制発言による急変動に注意か

円安けん制発言による急変動に注意か
相場レポート

2023.09.08

2023.09.08

本日のポイント

  1. カナダの失業率

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は147円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.700付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に加・失業率、22時に米・バーFRB副議長の発言が予定されている。ロンドン市場・NY市場での値動きを静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、円安けん制発言によって急落する可能性があるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。