米・第2四半期GDPに注目か

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米・第2四半期GDPに注目か

米・第2四半期GDPに注目か
相場レポート

2023.08.30

2023.08.30

本日のポイント

  1. ADP全米雇用報告

  2. 米国の第2四半期GDP

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。一時的に米ドル買いの流れが強まったことで、米ドル/円は147円台まで上昇したものの、引けにかけては高値売り優勢となり、145円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から急落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、21時に独・消費者物価指数、21時15分に米・ADP全米雇用報告、21時半に米・第2四半期GDP、米・個人消費、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、翌10時にNZ・ANZ企業景況感、翌10時半に豪・第2四半期民間設備投資が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。