米国CPIによる米ドル/円への影響に注目か

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米国CPIによる米ドル/円への影響に注目か

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米国CPIによる米ドル/円への影響に注目か
相場レポート

2023.08.10

2023.08.10

本日のポイント

  1. 米国の消費者物価指数(CPI)

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。ユーロ全面高の中、米ドル/円は高値圏で底堅い展開となり、143円台後半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.000付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、ジリ上げ相場が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、26時に米・30年債入札、28時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。