米国の10年債入札による為替への影響に警戒か

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米国の10年債入札による為替への影響に警戒か

米国の10年債入札による為替への影響に警戒か

米国の10年債入札による為替への影響に警戒か
相場レポート

2023.08.09

2023.08.09

本日のポイント

  1. 米国の10年債入札

  2. 米主要企業の第2四半期決算

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル全面高になったことでジリ上げ相場となり、米ドル/円は143円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.500付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、143円台後半では上値の重い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・10年債入札が予定されている。重要経済指標は予定されていないため、ロンドン・NY市場OPEN後の値動きに注目したい。また、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。