BOE政策金利による英ポンドや米ドルへの影響に注目か

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BOE政策金利による英ポンドや米ドルへの影響に注目か

BOE政策金利による英ポンドや米ドルへの影響に注目か

BOE政策金利による英ポンドや米ドルへの影響に注目か
相場レポート

2023.08.03

2023.08.03

本日のポイント

  1. 英国の政策金利&声明発表

  2. ベイリーBOE総裁の発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に142円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、143円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.500付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、20時に英・BOE政策金利&声明発表、英・BOE議事録公表、英・BOE四半期金融政策報告、20時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、23時に米・ISM非製造業景況指数、翌10時半に豪・RBA四半期金融政策報告が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、英ポンドや米ドルの方向性に注目したい。また、アップルやアマゾンなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。