FOMCを控えた米ドル/円の動きに警戒か

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FOMCを控えた米ドル/円の動きに警戒か

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FOMCを控えた米ドル/円の動きに警戒か
相場レポート

2023.07.26

2023.07.26

本日のポイント

  1. FOMC政策金利&声明発表

  2. パウエルFRB議長の記者会見

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に141円台後半まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、140円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの142.000付近を上抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの141.000付近を下抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い展開が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、23時に米・新築住宅販売件数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27時半に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。FOMCの結果とパウエルFRB議長の発言を静観しつつ、米ドルの方向性に注目したい。また、メタ・プラットフォームズなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。