小康状態からの米ドル/円の動きに注目か

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小康状態からの米ドル/円の動きに注目か

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小康状態からの米ドル/円の動きに注目か
相場レポート

2023.07.25

2023.07.25

本日のポイント

  1. 米国の5年債入札

  2. 米主要企業の第2四半期決算

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に140円台後半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、141円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの142.000付近を上抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの141.000付近を下抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、17時に独・IFO景況指数、22時に米・S&Pケース・シラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、26時に米・5年債入札、翌10時半に豪・第2四半期消費者物価指数が予定されている。マイクロソフトやアルファベットなど、米主要企業の第2四半期決算も控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。