週明けの米国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か

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週明けの米国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か

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週明けの米国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2023.07.10

2023.07.10

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. ベイリーBOE総裁の発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は142円台前半で軟調に推移しており、先週高値の145.000付近から約300pips下落した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの143.000付近を上抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.000付近を下抜けた場合は、141.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から下落している状況のため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、23時に米・バーFRB副議長の発言、24時に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28時に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。米国・英国の要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。