各国の経済指標による米ドルの方向性に注目か

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(SC:FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

各国の経済指標による米ドルの方向性に注目か

各国の経済指標による米ドルの方向性に注目か

各国の経済指標による米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2022.09.16

2022.09.16

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. カナダの住宅着工件数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は142.800~143.800付近での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.000付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの142.500付近を下抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、日銀の為替介入(円買い)の示唆によって上値の重い展開となっているものの、中長期的には円安になりやすい相場環境のため、新たな材料が出るまでは底堅い値動きとなるだろう。

本日は、15時に英・小売売上高、21時15分に加・住宅着工件数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、米株が下がると米ドル買い、米株が上がると米ドル売りという流れが継続しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。