2022.04.27
2022.04.27
米国の5年債入札
日本の政策金利&声明発表
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。2日連続で円全面高になったことで、クロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は直近安値を下抜けて127.000付近まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの127.600付近を上抜けた場合は、128.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの127.000付近を下抜けた場合は、126円台に向けた一段安が想定される。これまでサポートラインとして機能していた127.500付近が上値目途として意識され、127円台中盤では戻り売り優勢の展開が想定されるため、上抜けない限りは下値目途を確認する流れとなるだろう。
本日は、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・5年債入札、翌7時45分に NZ・貿易収支が予定されており、翌日の正午過ぎにBOJ政策金利&声明発表、日銀経済・物価情勢の展望レポート公表が控えている状況だ。また、メタ(旧Facebook)やボーイングなど、米国主要企業の第1四半期決算が多く予定されているため、株価や金利変動による為替への影響に警戒したい。
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