米国の生産者物価指数に注目か

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米国の生産者物価指数に注目か

米国の生産者物価指数に注目か
相場レポート

2021.12.14

2021.12.14

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. 米国の生産者物価指数

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は113.500付近での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの113.900付近を上抜けた場合は、114円台前半に向けた一段高に、直近サポートラインの113.200付近を下抜けた場合は、112円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い推移が継続しているため、明日に控えるFOMC政策金利&声明発表までは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、16時に英・失業率、22時半に米・生産者物価指数、28時に NZ・オアRBNZ総裁の発言、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、翌11時に中・鉱工業生産、中・小売売上高、中・固定資産投資が予定されている。英国・米国の経済指標を静観しつつ、翌朝に控えるオーストラリア・中国の経済指標による値動きに注目したい。また、トルコリラが最安値を更新しているため、フラッシュクラッシュなどの急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。