2021.10.25
2021.10.25
米国主要企業の第3四半期決算
週明けの米ドルの方向性
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は113.500付近での揉み合いが継続しており、先週高値の114.700付近から100pipsほど下がった価格帯で推移している状況だ。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.000付近を上抜けた場合は、114円台前半に向けた一段高に、直近サポートラインの113.500付近を下抜けた場合は、113.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは上値重く下値堅い展開が想定されるため、方向感に欠ける値動きとなるだろう。
本日は、17時独・IFO景況指数が予定されている。25日(月)フェイスブック、26日(火)マイクロソフト・アルファベット、27日(水)コカ・コーラ、28日(木)アマゾン・アップルなど、今週から米国主要企業の第3四半期決算が本格化するため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
また、トルコが欧米などの大使10人を追放との報道やサプライズの利下げにより、トルコリラ売りが加速しており、トルコリラ/円は約30pipsの下窓でスタートしている状況だ。史上最安値を更新しており、節目の11.500付近を下抜けるとストップロスや空白地帯によるフラッシュクラッシュも想定されるため、トルコリラの値動きに警戒したい。
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