2021.10.21
2021.10.21
トルコの政策金利&声明発表
米国の経済指標
前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に114.700付近まで上昇したものの、高値付近では売り優勢となり、114円台前半での揉み合いが継続する結果となった。米ドル売り・円売りの相殺関係によって方向感に欠ける展開となっている状況だ。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.700付近を上抜けた場合は、115.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの114.000付近を下抜けた場合は、113円台後半に向けた一段安が想定される。一方で、今週は114.000~114.300付近がコアレンジとなっているため、ブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、20時にトルコ・政策金利&声明発表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22時に米・ウォラーFRB理事の発言、23時に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、28時に豪・ロウRBA総裁の発言が予定されている。トルコリラは対ドルで最安値付近まで下落(USDTRYは最高値圏に上昇)しており、トルコリラ/円は12.500の節目を下抜けているため、トルコリラショックによる為替への影響に警戒したい。
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