週末の雇用統計に向けた流れに注目か

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

週末の雇用統計に向けた流れに注目か

週末の雇用統計に向けた流れに注目か

週末の雇用統計に向けた流れに注目か
相場レポート

2021.10.06

2021.10.06

本日のポイント

  1. ADP全国雇用者数

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は111.500付近まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、前日高値の111.500付近を上抜けた場合は、112.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの110.800付近を下抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、週末の雇用統計に向けた思惑による値動きや様子見ムードが広がる可能性もあるため、111円台中盤での値動きに注目したい。

本日は、17時半に英・建設業PMI、21時15分に米・ADP全国雇用者数、22時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23時半に米・週間原油在庫、24時半に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、翌10時に日・黒田日銀総裁の発言が予定されている。特に、ADP全国雇用者数は雇用統計の先行指標として意識されるため、市場予想と比べてサプライズがあるかに注目したい。また、米国の要人発言による急変動も想定されるため、週末に向けた米ドルの値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。