オセアニア通貨の流れに注目か

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オセアニア通貨の流れに注目か

オセアニア通貨の流れに注目か
相場レポート

2021.08.24

2021.08.24

本日のポイント

  1. 米国の2年債入札

  2. ニュージーランドの貿易収支

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時110.100付近まで上昇したものの、引けにかけて米ドル売りの流れが加速し、109.600付近まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.200付近を上抜けた場合は、1110.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けた場合は、109.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、週末のジャクソンホール会議(パウエルFRB議長の発言)までは様子見ムードが広がる可能性もあるため、新たな材料が出るまでは上値重く下値堅い展開となり、109円台後半~110円台前半での揉み合いとなるだろう。

本日は、23時に米・新規住宅販売件数、26時に米・2年債入札、翌7時45分にNZ・貿易収支が予定されている。先週までは円高基調が続いていたものの、今週は米ドルと円の全面安から始まっているため、クロス円やドルストレートの値動きに注目したい。特に、オセアニア通貨の反動が強いため、翌朝に控えるニュージーランドの経済指標発表後の流れに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。