経済指標に向けたオセアニア通貨の動きに警戒か

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経済指標に向けたオセアニア通貨の動きに警戒か

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経済指標に向けたオセアニア通貨の動きに警戒か
相場レポート

2021.08.03

2021.08.03

本日のポイント

  1. ニュージーランドの失業率

  2. オーストラリアの小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は109.500の節目を下抜けて109円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの109.800付近を上抜けた場合は、110.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの109.000~109.200を下抜けた場合は、買いポジションのストップロスによる一段安が想定される。一方で、週末の雇用統計に向けて様子見ムードが広がる可能性もあるため、109.500を挟んでの小幅な値動きとなるだろう。

本日は、23時に米・製造業受注指数、27時に米・ボウマンFRB理事の発言、翌7時45分にNZ・第2四半期失業率、翌10時半に豪・小売売上高、翌10時45分に中・財新サービス業PMIが予定されている。ボウマン理事はFOMCの投票権を有しているので発言内容を静観しつつ、米国主要企業の第2四半期決算が本格化しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。また、翌朝にニュージーランドとオーストラリアの重要経済指標が控えているため、オセアニア通貨の値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。