揉み合いからの米ドルの方向性に注目か

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揉み合いからの米ドルの方向性に注目か

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揉み合いからの米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2021.04.19

2021.04.19

本日のポイント

  1. カナダの住宅着工件数

  2. オーストラリアのRBA議事録公表(4月6日開催分)

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は108.700付近での揉み合いが継続しており、108円台後半のレンジ内で推移している状況だ。上値重く下値堅い値動きとなっているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

テクニカル的に見ると、直近サポートラインの108.600付近を下抜けると、108.500の節目をブレイクして108円台前半への一段安が想定される。一方で、直近レジスタンスラインの108.900付近を上抜けると109円台への一段高となるだろう。

本日は、21時15分に加・住宅着工件数、翌10時30分に豪・RBA議事録公表が予定されている。週明けの米ドルの方向性を静観しつつ、カナダの経済指標や、翌朝に控えるオーストラリアの重要経済指標の結果による値動きに注目したい。

また、今週は21日(水)にカナダの政策金利&声明発表、22日(木)に欧州の政策金利&声明発表が予定されており、週後半では英国・欧州の製造業&サービス業PMIの速報値が控えている状況だ。NY時間帯だけでなく、日本時間の朝方や夕方に重要経済指標が集中しているため、市場クローズ間際やロンドン時間帯の値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。