週末クローズに向けた反動に注意か

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週末クローズに向けた反動に注意か
相場レポート

2021.04.16

2021.04.16

本日のポイント

  1. カナダの住宅着工件

  2. 米国の住宅着工件数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は108.600~108.900の狭いレンジ内で推移しており、1日の値幅が約30pipsと小幅な値動きで終始する結果となった。108円台後半での揉みあいが続いていることから、レンジブレイクによる急変動に要警戒となるだろう。

テクニカル的に見ると、直近サポートラインの108.500を下抜けると108円台前半への一段安に、109.000を上抜けると109円台中盤への一段高が想定される。一方で、108円台前半では押し目買い、109円台中盤では戻り売り優勢の展開が想定されるため、どちらかにブレイクした場合も、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時に加・住宅着工件数、21時半に米・住宅着工件数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】が予定されている。週末クローズに向けて、今週に入り強まっている米ドル売り・円買いの流れの反動があるか、直近レンジをブレイクする値動きがあるかに注目したい。また、米国の主要企業の第1四半期決算も予定されているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。