2021.04.14
2021.04.14
ラガルドECB総裁の発言
パウエルFRB議長の発言
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。コインベース(暗号資産取引所)がナスダックに上場予定との報道により、ダウ平均は軟調ながらも、ナスダックは14000付近まで上昇している状況だ。
また、前日の米・消費者物価指数の結果を受けて、インフレ懸念による円買い・米ドル売りの流れが強まり、米ドル/円は109.000付近で軟調に推移する結果となった。本日の日本時間には109.000の節目を下抜けて、108.800付近まで下落しているため、上値の重い展開が想定される。一方で、108円台後半では押し目買い優勢になる可能性もあるため、108.500を下抜けるか、底堅く推移するかに注目したい。
本日は、23時に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時半に米・週間原油在庫、25時に米・パウエルFRB議長の発言、27時に米・ベージュブック(地区連銀経済報告)、27時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、28時45分に米・クラリダFRB副議長の発言、29時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、翌10時半に豪・失業率が予定されている。
特に、前日の消費者物価指数の結果を受けて、FRBの「一時的なインフレ加速」という見解に変更があるか、金融緩和の修正があるかなど、米国の要人発言や、パウエルFRB議長の発言に要注目となるだろう。
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