雇用統計後の米ドル/円の流れに注目か

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雇用統計後の米ドル/円の流れに注目か

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雇用統計後の米ドル/円の流れに注目か
相場レポート

2021.03.04

2021.03.04

本日のポイント

  1. 米国の新規失業保険申請件数

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米長期金利の上昇を背景に米ドル全面高となり、米ドル/円は107.150付近まで上昇する結果となった。テクニカル的に見ると、日足の200MAから乖離した高値圏で推移しているものの、直近レジスタンスラインをローソク足の実体で上抜けていることから、新たな材料を待ちながらの底堅い値動きが想定される。

また、節目となる107.000を上抜けたことで一段高が意識される中、前日に発表された米・ADP雇用統計の結果が予想よりも悪かったことで、明日に控える雇用統計に注目が集まっている状況だ。雇用統計後の週末クローズに向けた米ドル/円の流れを静観しつつ、株価変動による為替への影響に注視したい。

本日は、18時半に英・建設業PMI、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期非農業部門労働生産性【確報値】、24時に米・製造業受注指数、26時05分に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米長期が1.5%を試す展開となっているため、パウエルFRB議長の金利上昇を容認する発言があるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。