米・雇用統計後の米ドルの方向性に注目か

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米・雇用統計後の米ドルの方向性に注目か

米・雇用統計後の米ドルの方向性に注目か

米・雇用統計後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2021.03.05

2021.03.05

本日のポイント

  1. カナダの貿易収支

  2. 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが加速。米ドル全面高となったことで、米ドル/円はジリ高のまま108円台まで上昇しており、107.900付近でクローズする結果となった。株価は調整による下落基調が意識される中、パウエルFRB議長の発言を受けて米長期金利が1.5%超まで上昇しており、株安・金利高・米ドル高の流れが強まっている状況だ。

また米ドル高・円安の影響により、クロス円は軒並み底堅い値動きをしているものの、ドルストレートでは軟調な推移となっているため、他通貨ペアの強弱は方向感に欠ける展開となっている。株価下落の影響でオセアニア通貨は弱含んでいるため、豪ドル/米ドルなどの方向感に注目したい。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給)、米・貿易収支、24時に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。今週後半にかけて強まっている米ドル買いの流れが、雇用統計発表後も継続するか、あるいは週末クローズに向けた反動があるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。