ロンドンフィキシング前後の値動きに警戒か

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ロンドンフィキシング前後の値動きに警戒か

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ロンドンフィキシング前後の値動きに警戒か
相場レポート

2021.02.26

2021.02.26

本日のポイント

  1. 米国の個人所得

  2. 月末リバランスの影響

前日のNY市場は、株安・金利高・原油横ばいのリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は105.800~106.200の狭いレンジ内で推移していたものの、日本時間の深夜2時頃から米ドル買いの流れが強まり、106.400付近まで上昇する結果となった。テクニック的に見ると、1月6日に付けた直近最安値102.592からのチャネルライン内での推移が継続しているため、106.600付近では上値が重い展開が想定される。

一方で、月末リバランスの影響による米ドル買い(売り)や英ポンド買い(売り)が意識されるため、過熱感のある相場になった場合はテクニカル指標を度外視した値動きに要警戒となるだろう。株価調整の影響も加味されることから、月末・月初に向けて先行き不透明感が強い相場環境となっている。

本日は、22時半に米・個人所得、23時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。2月の月末は28日(日)となり、本日が実質の月末になるため、リバランスによる為替への影響を注視したい。とくに、月末の米ドル買い・英ポンド買いによる一時的な急騰・急落に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。