2021.01.27
2021.01.27
FOMC政策金利&声明発表
パウエルFRB議長の記者会見
前日のNY市場は、株・金利・原油ともに上下動はあるものの横ばいの推移となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで、米ドル/円は103.600付近まで下落しており、103.500の節目を下抜けた場合は一段安の流れとなるだろう。一方で、本日深夜に行われるFOMCまでは方向感に欠ける展開が想定されるため、政策金利と声明発表、パウエルFRB議長の発言に注目したい。
今回のFOMCでは、実質のゼロ金利政策やフォワード・ガイダンス、バランスシートについて、大きな変更は見込まれていない状況だ。また、テーパリング(量的金融緩和の効果が期待できる資産購入枠の削減)については、パウエルFRB議長・クラリダFRB副議長が前回の声明で否定しているため、ネガティブ・ポジティブ双方のサプライズがなければ無風で通過することになるだろう。
本日は、22時半に米・耐久財受注、24時半に米・週間原油在庫、28時に米・FOMC政策金利&声明発表、28時半に米・パウエルFRB議長の記者会見、翌6時45分に NZ・貿易収支が予定されている。経済指標の結果を静観しつつ、FOMC消化後の米ドルの方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.09.11
NEW
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
2025.09.10
NEW
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
2025.09.09
NEW
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
2025.09.08
NEW
日仏の政局リスクが材料視されるか
日仏の政局リスクが材料視されるか
2025.09.05
NEW
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
2025.09.04
NEW
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
2025.09.03
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
2025.09.02
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
2025.09.01
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
2025.08.29
米・個人消費支出と月末フローに警戒
米・個人消費支出と月末フローに警戒