2021.01.14
2021.01.14
ECB理事会議事要旨公表
パウエルFRB議長の発言
前日のNY市場は、株横ばい・原油安・金利安のリスクオフの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は東京時間帯には103円台中盤まで下落したものの、ロンドン・NY時間帯には押し目買い優勢となり、103.500~104.000のレンジ内で底堅く推移する結果となった。
現在の市場の焦点は、米国の長期金利の動向による為替市場への影響であり、金利高は米ドル高に、金利安は米ドル安になりやすい地合いとなっている。そのため、本日予定されているパウエルFRB議長やFRB高官の要人発言で、テーパリングや金利の先行きを示唆する内容があるかに注目したい。短期~中期の米ドルの方向性を決める可能性もあるため、直近レンジの103.500を下抜けるか、104.500を上抜けるかでトレンドの方向性を確認できる局面となるだろう。
本日は、16時にト・住宅販売、21時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・輸入物価指数、23時に米・ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言、25時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26時半に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米国の要人発言や各国の経済指標発表による市場の反応を静観しつつ、2日連続で高値圏において横ばいの推移をしている米株の方向性も注視したい。
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