
2021.01.12
2021.01.12
米国の10年債入札
長期金利の方向性に注目
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。米ドル全面高になったことで、米ドル/円は104.000~104.400の直近高値圏で推移している一方で、円高の影響により104.500付近では上値の重い展開となった。テクニカル的にみると104.200超えは一段高になりやすいため、104.500の節目を上抜けた場合は短期の上昇トレンドに移行する可能性がある。
とくに、米国の長期金利の上昇を背景に、株安・米ドル高の流れが想定されるため、本日と明日に発表予定の米・10年債&30年債入札に注目が集まっている状況だ。FRB高官のテーパリングに関する発言にも要注目となっているが、14日(木)にバイデン次期大統領から数兆ドル規模の新たな財政政策が発表されるとの観測もあるため、金利高・米ドル高・株安の短期トレンドへの思惑が強まるだろう。
本日は、23時45分に米・ブレイナードFRB理事の発言、24時に米・JOLT労働調査、27時に米・10年債入札、28時に米・ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言が予定されている。米国の要人発言や10年債入札の結果を静観しながら、米ドルの方向性に注目したい。また、昨年末から米ドル売り・株高の流れが継続しており、トレンド転換によるストップロスが続いた場合、リスクオフの米ドル買いも入るため、要警戒の局面といえるだろう。
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