
2020.12.01
2020.12.01
パウエルFRB議長&ムニューシン財務長官の議会証言(上院金融委員会)
米国のISM製造業景況指数
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが加速。月末リバランスの影響が懸念された中、ロンドンフィキシング後は一転して米ドル買い・円買い優勢となり、米ドル/円は103.900~104.400のレンジ内で推移する結果となった。テクニカル的にみると、103.800割れは一段安に、104.500超えは一段高となりやすいため、レンジブレイクによる急伸に注目したい。とくに米感謝祭明けは、週足で見ると円安になりやすいとのアノマリーがあるため、週の始値104.039を下値目途に高値を更新する展開も想定されるだろう。
本日は、19時に欧・消費者物価指数【速報値】、22時半に加・第3四半期GDP、24時に米・ISM製造業景況指数、米・パウエルFRB議長の議会証言(上院)、米・ムニューシン財務長官の議会証言(上院)、26時に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・ブレイナードFRB理事の発言、翌9時に豪・ロウRBA総裁の発言、翌9時半に豪・第3四半期GDPが予定されている。
日本時間の夜中にかけて重要経済指標が集中しており、とくにパウエルFRB議長とムニューシン財務長官の議会証言は、12月1日は上院金融委員会、2日は下院金融委員会にて2日連続で行われる予定だ。コロナウィルスの緊急対策に関する内容であるため、新たな市場の材料が出るかに注目したい。
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