米大統領選挙による米ドル売りの流れが継続か

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米大統領選挙による米ドル売りの流れが継続か

米大統領選挙による米ドル売りの流れが継続か

米大統領選挙による米ドル売りの流れが継続か
相場レポート

2020.11.06

2020.11.06

本日のポイント

  1. 米国の雇用統計

  2. 週末クローズに向けた値動きに注目

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売りの流れが加速。米ドル全面安となったことで、米ドル/円は104.000の節目をブレイクし、103.400付近まで続落する展開となった。バイデン候補の優勢を織り込んだ形で米株が買われる一方で、トランプ大統領の再選への期待感が低下したことで米ドルが売られているとの指摘もあるようだ。

テクニカル的にみると、米ドル/円は長期レンジ(104.000~114.000付近)を下抜けており、今年3月のコロナショックによる急落を除けば、2016年11月以来の103円台に突入した形となっている。103.700~104.000にかけては戻り売りが入りやすい水準であり、下値余地が拡大している状況であることから、上値の重い展開となるだろう。米大統領選挙の当選確定による変動を警戒しつつ、本日発表予定の米国雇用統計によって流れが変わるかにも注目したい。

本日は、22時半に加・失業率、米・雇用統計(失業率、製造業雇用者数、平均時給)、23時に加・マックレムBOC総裁の発言、24時に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。カナダの指標を注視しつつ、週末クローズに向けた米ドルの方向性を静観したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。