米ドル/円の方向性に注目か

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米ドル/円の方向性に注目か

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米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2020.10.08

2020.10.08

本日のポイント

  1. ECB理事会議事録公表

  2. 米副大統領候補テレビ討論会の影響に注目

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが加速。円全面安となったことで、米ドル/円は直近上限ラインの105.800を上抜けて106.100付近まで上昇する結果となった。テクニカル的にみると、106.500や106.700付近にレジスタンスラインがあるため、前日高値106.108を上抜けるか、105.800付近を下抜けるかに注目したい。

また、「航空業界や小規模企業への支援策」や「特別給付金1,200ドル案」といった限定的な経済支援策の協議申請が好感され、米株は500ドル超えの上昇となり、前日の下げを回復した形となっている。最近では、株価が上がると米ドル安になりやすい傾向があるため、株価動向に市場の注目が集まっている状況だ。

本日は、16時25分に英・ベイリーBOE総裁の発言、18時半にス・ジョーダンSNB総裁の発言、20時半に欧・ECB理事会議事録公表、21時15分に加・住宅着工件数、21時半に加・マックレムBOC総裁の発言、米・新規失業保険申請件数、26時に米・30年債入札が予定されている。10月15日(木)に期限を迎えるEUと英国の通商協議の行方を静観しつつ、米副大統領候補テレビ討論会後の市場の反応や各国のヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。