米・雇用統計のサプライズに期待か

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米・雇用統計のサプライズに期待か

米・雇用統計のサプライズに期待か

米・雇用統計のサプライズに期待か
相場レポート

2020.08.07

2020.08.07

本日のポイント

  1. 雇用統計の結果に注目

  2. 週末クローズに向けたポジション調整に注意

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル/円は105.300~800の狭いレンジ内での推移となった。米ドル安・他通貨高の影響で上値は重く、一方で直近安値ラインの105.400付近を下抜けても、すぐに反転上昇するなど底堅く推移している。

また英・MPCの結果と受けて、欧州時間帯では一時的に英ポンド高となったものの、NY時間帯からは失速し、直近高値圏で底堅く推移している。利下げ期待は後退したが、追加緩和への期待感やEU離脱交渉の進展もあるため、英ポンド/米ドルは1.32000、英ポンド/円は139.000のレンジ上限をブレイクする値動きに注目したい。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計が予定されている。木曜日に発表されたADP雇用統計は、予想120.0万人増に対して結果は16.7万人増に留まったが、前月分(約237.0万人増→約430.0万人増)と前々月分(約270.0万人減→約300万人増)が大幅に上方修正された。

前日に発表された新規失業保険申請件数も減少しており、トランプ大統領の「大きな数字が出る」との発言から期待感が高まっている状況だ。週末クローズに向けた反動に警戒しつつ、雇用統計の結果にサプライズがあるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。