2020.08.03
2020.08.14
米ドル安と円高の流れが継続するか
各国が夏休みに入るため流動性の低下に注意
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。やや円高が優勢となり、米ドル/円は105.800付近で推移している。毎年8月は日経平均株価の下落率が高まり、円高になりやすいアノマリーがあるため、米ドル売り・円買いの流れが継続するかに注目したい。とくに月足チャートで見ると、8月は陰線で引けることが多いため、8月の始値105.798は意識されるラインとなりそうだ。
先週末は、東京市場では円全面高となるものの、NY市場では株高を背景にリスクオンの展開となり、米ドル買い・円売りが加速。米ドル/円は104.200付近まで下落してから、ショートカバーも相まって106.050付近まで上昇する結果となった。またロンドンフィキシングに向けて英ポンド買いが強まったことで、英ポンド/米ドルは1.31台後半、英ポンド/円は139円台前半まで上昇して底堅く推移している。
本日は、23時に米・ISM製造業景況指数、25時半に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、26時に米・セントルイス:リッチモンド連銀総裁の発言、27時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。週明けの値動きを静観しつつ、過熱感のある英ポンドやユーロの持続性、また米ドルの方向性を注視したい。
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