過熱感のある米ドル売りに警戒か

2020.07.31
2020.07.31
本日のポイント
週末クローズに向けた値動きに注意
欧州通貨高の持続性に注目
前日のNY市場は、株安・原油安・金利安のリスクオフ基調が強まり、米ドル売りの流れが加速。米ドル/円は104.800~105.200の狭いレンジ内で推移し、明け方に104.700付近まで下落した。本日の東京市場OPEN直後に下抜けし、104.500付近まで下落したため、引き続き上値の重い展開が予想される。
また米ドル売りの受け皿として欧州通貨高となっており、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルは直近高値をじりじりと更新している状況だ。トランプ大統領がTwitterの投稿で選挙の延期について言及したことや、前日のGDPが過去最悪の結果であったことから、米ドル売りの流れが継続するだろう。欧州復興基金による期待感からユーロ高となっている一方で、英ポンドは上昇要因がとくに見られないため、巻き返しによる下落に注意したい。
本日は、21時半に米・個人所得、第2四半期雇用コスト指数、加・GDP、23時にミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。経済指標の発表による反応は限定的となりそうだが、週末クローズに向けた巻き返しや、月末リバランスの影響を注視しながら、米ドルの強弱を見極めたい。
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