新たな材料を待ちながらの相場となるか

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新たな材料を待ちながらの相場となるか

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新たな材料を待ちながらの相場となるか
相場レポート

2020.07.15

2020.09.14

本日のポイント

  1. 各国の経済指標の発表が多く予定されている

  2. 新たな材料となるヘッドラインニュースに注意!

前日のNY市場は、バイオ医薬大手の米モデルナへの期待感でリスクオンの米ドル売り・円売りが加速。これは、「コロナウィルスワクチンの初期段階の安全性試験において、全患者が抗体を獲得した」との報道により、株価を押し上げる要因となった。

一方で、トランプ大統領が香港優遇措置(貿易などの優遇措置)を撤廃する大統領令に署名すると同時に、香港を中国本土と同様に扱うと発言。さらに、中国の当局者や金融機関に対して、資産凍結などの制裁を科す「香港自治法案」に署名した。

米ドル/円は107円台まで回復したものの、107.100~400の狭いレンジ内で推移。下値の堅さ以上に上値の重さが意識されており、107.500~108.000にかけては戻り売りが優勢となりそうだ。米中対立が激化する可能性もあるため、新たな材料を待ちながらの上値の重い展開が予想される。

本日は、重要な経済指標の発表が多く予定されている。15時に英・消費者物価指数、15時半に日・黒田日銀総裁の発言、21時半に米・NY連銀製造業景気指数、22時半にス・ジョーダンSNB総裁の発言、23時に加・BOC政策金利&声明発表、24時に加・ポロズBOE総裁の記者会見、27時に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)など、ロンドン市場からNY市場にかけての経済イベントの結果にも注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。