
2026.01.16
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欧・要人発言(日本時間17時15分)
米・鉱工業生産(日本時間23時15分)
米・要人発言(日本時間24時50分~)
東京時間では、片山財務相の円安けん制発言が伝わり、円買いが一時強まった。片山財務相は本日午前の閣議後会見で、行き過ぎた円安について「再三、あらゆる手段を含めて断固たる措置を取ると言っている」と発言。また、9月の日米財務相共同声明の合意内容には「為替介入が含まれている」と指摘し、市場へのけん制を強めた。片山財務相の発言が伝わると、為替市場では円買いが加速。158.50円台で推移していた米ドル/円(USDJPY)は157.95円台まで急速に売り込まれ、円全面高の動きとなった。下げ一服後は反発するも、戻りは限定的。一部報道機関が「円安が急速に進んだことで日銀が物価上昇リスクへの警戒感を高めている」と報じたことも米ドル/円(USDJPY)の重しとなった。円主導の動きとなった一方で、その他の主要国通貨は方向感なく推移。欧州通貨は動意に乏しく、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は小幅な横ばいが続いた。金(GOLD)は高値圏で小幅に上下する動き。4,590ドルから4,620ドルの価格帯でもみ合う動きが続いた。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.32%と続落。夜間に時間外の日経先物が下落した流れを引き継ぎ、小幅安でスタート。今週初めに大幅上昇したことへの反動もあり、利益確定売りに押されて続落となった。本日は市場の大きな動意に繋がりそうな経済イベントは予定されていないが、再び米ドル買い・円売りが強まった場合は円買い介入への警戒感が高まりそうだ。米国は明日から三連休入りするため、海外時間にはポジション調整が入りやすい点も注意しておきたい。
日本時間17時00分に、エスクリバ・スペイン中銀総裁が講演に出席する。2月4-5日に予定されている次回の欧州中央銀行(ECB)理事会に向けて、ECB関係者の最新の金融政策見通しについて確認したい。ECBの利下げサイクル終了がほぼ確実とみられており、当面は様子見姿勢を維持する見込み。次の一手が利上げか利下げかといった議論が市場関係者の間で交わされているが、ECB関係者からはそれらを判断するには時期尚早との声も挙がっている。ビルロワドガロー仏中銀総裁は今月12日、ECBが年内に利上げを行うとの見方について「単なる空想論だ」と発言。12月会合で成長率とインフレ率の見通しが上方修正されたことで利上げ期待が高まったが、市場の期待感をけん制するような姿勢を示した。当面は政策金利が据え置かれることが予想されるが、それを裏付けるような発言がエスクリバ・スペイン中銀総裁から出てくるか注目したい。
日本時間23時15分に、米国の12月鉱工業生産が発表される。鉱工業生産は、米国の鉱工業部門の生産動向を調査し、結果を指数化した指標。米国の景気動向を測る1つの目安となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が直接公表するデータということから注目度が高い。市場予想は+0.1%。前月から小幅に伸びが鈍化する見込み。前回11月は、自動車生産が2ヶ月連続で減少。EV自動車向けの補助金が終了することを受け、第3四半期に自動車購入の駆け込みが殺到したが、その反動から減少傾向が続いている。今回12月の結果は前月比でプラスを維持する見込みだが、米国の製造業の不確実性は根強いため、予想外に弱い結果となった場合の米ドル売りリスクには注意したい。
本日は米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言に注目したい。日本時間24時50分にコリンズ・ボストン連銀総裁、日本時間25時00分にボウマンFRB副議長、日本時間29時30分にジェファーソンFRB副議長が発言予定。1月27日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、FRB関係者は明日からブラックアウト期間に入るため、会合前の最新の金融政策見通しを確認しておきたい。現時点では1月会合での政策金利据え置きがほぼ確実視されており、次の利下げは6月になるとの見方が優勢。トランプ米大統領の圧力によってパウエル議長に米検察当局の捜査の手が及んでいるが、一時的な米ドル安の動きがみられてからは金融市場で特段大きな動きには繋がっていない。本日発言予定のボウマンFRB副議長はハト派スタンスを表明する可能性が考えられるため、要人発言を受けて米ドルがどのような反応を示すのか注目したい。
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