
2026.06.08
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米・NYオプションカット(日本時間23時00分)
英・ロンドンフィックス(日本時間24時00分)
米・ニューヨーク連銀インフレ期待(日本時間24時00分)
東京時間では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測や中東情勢の不透明感を背景に、米ドル買いの地合いが続いた。先週5日に発表された米雇用統計は予想を上回る強い伸びを示し、米ドル/円(USDJPY)は160.30円台まで急伸。為替市場では米ドル全面高の動きとなり、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は下げ幅を急拡大した。また、週末に中東での攻撃応酬が続いたことから、週明けのWTI原油先物(OIL)が94ドルまで上昇したことも米ドル買いを支援。正午頃に米ドル/円(USDJPY)は160.39円まで上値を伸ばし、介入警戒感が意識されるなかでも底堅い動きをみせた。金(GOLD)は米長期金利の上昇を背景に、前週末は4,311ドルまで急落。週明けも戻りは鈍く、一時4,270ドル割れまで下げ幅をさらに広げた。株式市場では、日経平均株価は前週末比-3.85%の6万4,024.60円と大幅続落。FRBの利上げ観測を背景に米主要株価指数が急落した流れを引き継ぎ、寄り付きから売りが先行。一時3,000円超まで下げ幅を拡大し、6万4,000円を割り込む動きがみられた。本日は特段材料視されるような経済イベントが予定されていないが、今週から主要中銀の政策金利発表が続くため、各国の金融政策見通しを背景とした動きが観測される可能性がある。前週末は米国の年内利上げ観測で相場が大きく動意づいたため、週明けの海外勢が流れを継続するのか確認したい。
日本時間23時00分頃は、NYオプションカット前後の値動きに注意したい。NYオプションカットは、ニューヨーク時間で通貨オプションの権利行使期限を迎える時間帯を指し、為替レートが大口オプションの水準に近づきやすい特徴がある。この性質を利用して、短期的に利益を狙える可能性がある。米ドル/円(USDJPY)は160.00円に大きめのオプションが観測されており、節目の価格帯ということも含めて意識されやすいことを留意しておきたい。ユーロ/米ドル(EURUSD)は1.1570ドルに控える9日のオプションが意識されると、レジスタンスとして上値を抑えられることも考えられる。
日本時間24時00分頃は、ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)に関連した値動きが観測される可能性がある。ロンドンフィックスは、ロンドン市場で金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートや金(GOLD)の現物取引レートが決定する時間帯を指す。東京時間の仲値(日本時間9時55分)のように、特定の銘柄で値動きが活発になるケースがあるため、短期取引で利益を狙いやすい。先週末の海外時間では、米ドルが急騰したことでユーロや英ポンド、金(GOLD)などが軒並み大幅下落で取引を終えている。ロンドンフィックスに関連したフローがみられた場合、これらの銘柄で目立った動きが観測される可能性があるため、効率的に利益を狙いたい。
日本時間24時00分に、米ニューヨーク連銀が5月のインフレ期待を発表する。インフレ期待は、インフレ率の見通しについて消費者調査を実施した指標。前回4月の調査では、1年先のインフレ率が3.6%まで上昇し、消費者のインフレへの警戒感が強まっていることが示された。相場を直接的に動かすような指標ではないが、今回の結果が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を後押しする材料となれば、米ドル買いを支援する可能性がある。
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