
2025.11.19
NEW
米・週間原油在庫(日本時間24時30分)
米・FOMC議事録公表(日本時間28時00分)
米・エヌビディア決算発表(日本時間翌6時00分頃)
東京時間では、本日の18時10分から植田日銀総裁、片山財務相、城内経済財政担当相による3者会談が行われることが伝わると、円安けん制等への警戒感から円買いが強まった。国内では昨日から債券・株・円が揃って売られるトリプル安の地合いとなっており、高市政権の積極財政による財政悪化懸念が警戒されている。昨日は植田日銀総裁と高市首相が会談し、金融政策に関する意見交換を行った。本日の3者会談後には片山財務相が取材に応じることになっており、発言次第では円相場が大きく動意づく可能性が考えられる。米ドル/円(USDJPY)は、東京勢の本格参入後から売りが強まり下落。片山財務相らの3者会談の予定が伝わると155.22円台までさらに下押し、下げ一服後も戻りは鈍かった。円買い優勢の動きから、クロス円も揃って下落。オセアニア通貨が弱含んだため、豪ドル/円(AUDJPY)とNZドル/円(NZDJPY)の下げ幅が目立った。金(GOLD)は前日からの流れを引き継ぎ上昇。東京時間序盤は方向感に欠ける動きが続いたものの、前日高値の4,082ドルを上抜けると堅調に高値を切り上げた。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.34%と4日続落。前日の大幅安の反動から、寄り付き後は買い先行でスタート。一時4万9,000円台に乗せてプラス圏を回復するも、米株引け後に予定されている米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の決算発表への警戒感から半導体関連銘柄の上値が重く、後場で失速した。本日は欧米各国の重要指標が数多く予定されている。特に、NY時間以降は要人発言や注目度が高い経済指標の発表が続くため、為替や株で大幅な値動きが生じる可能性があることを留意しておきたい。
日本時間24時30分に、米国の原油在庫が発表される。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜日に発表する原油在庫は、米国内で保有する商業用原油量を週次で調査した指標。原油在庫の減少は需要の拡大、原油在庫の増加は需要の減少を意味しており、需給の変化が米国の景気動向を把握するための材料として注目される。本日のアジア時間では、WTI原油(OIL)が小幅に下落。昨日発表された米石油協会(API)のデータで原油やガソリンの増加がみられたことが、原油価格の上値抑制となった。本日発表されるEIAの原油在庫は前週から減少するとの見方が伝わっているが、予想に反して増加した場合、さらなる下押しに繋がる可能性があることに注意したい。
日本時間28時00分に、10月28-29日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表される。約3週間後に迫る年内最後のFOMCに向けて、議事録の内容から詳細な金融政策見通しを確認しておきたい。前回10月会合では市場予想通り0.25%の利下げが決定したが、パウエル議長の記者会見では予想外にタカ派的な内容が述べられた。また、10月会合以降は多くの地区連銀総裁が利下げに慎重な見方を示しており、現時点で12月会合での利下げの可能性は5割を切っている。10月会合ではシュミッド・カンザスシティ連銀総裁のみが据え置きを支持して反対票を投じたが、投票権を持たないカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁も「利下げを支持しなかった」と発言。一時は既定路線と思われた12月会合での連続利下げ期待も、FRBメンバーの発言や様々な経済データの結果を受けて後退しつつある。10月会合で利下げに投票したメンバーでもやや懐疑的な見方であった可能性は否定できないため、各メンバーの詳細な見通しを議事録から確認しておきたい。
本日は、米株式市場引け後となる日本時間翌6時00分以降に、米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の四半期決算発表が予定されている。市場では前日からすでに警戒感が強まっているため、結果を受けて株価が大幅に変動する可能性があることに警戒しておきたい。米株主要3指数は先週から下げ止まることなく下落が続いており、特にNYダウ(US30)は4日続落で、18日までに累計2,200ドル程の大幅安となった。今回の株安の背景には、過熱したAI関連株の割高感から売りが持ち込まれていることがあり、本日のエヌビディア(NVIDIA)の決算内容次第ではさらに下げ幅を広げる可能性があることが指摘されている。昨日のエヌビディア(NVIDIA)の株価は前日比2.8%安で引けており、決算を前にした投資家の不安心理が反映される結果となった。今回の決算を受けて株価が7%程度変動する可能性があるとの予測も伝わっているため、ナスダック100(US100)やS&P500(US500)、NYダウ(US30)の急変動に備えておきたい。
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2025.11.19
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