
2026.01.08
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スイス・SNB議事録公表(日本時間17時30分)
米・要人発言(日本時間22時00分~)
米・新規失業保険申請件数(日本時間22時30分)
東京時間では、オーストラリア準備銀行(RBA)のハウザー副総裁が早期利上げに慎重な見方を示したことで、豪ドル売りが加速した。オーストラリアではインフレ率の上昇が加速しており、RBAがタカ派に傾斜していることから2026年は利上げが実施されるとの見方が優勢。昨日発表された11月豪CPIは予想をやや下振れたが、発表後に豪ドル買いが強まる動きとなった。しかし、市場の利上げ観測をけん制するかのようにハウザーRBA副総裁が「インフレ率は個々のデータに逐一注目せず、1-2年のインフレ見通しに注目して政策を決定する」と発言すると、豪ドル売りが加速。豪ドル/円(AUDJPY)は前日の上昇分を上回る下げ幅で104.72円台まで下押し、豪ドル/米ドル(AUDUSD)も0.6691ドル台まで下げ幅を拡大した。午後に入ると円買いが強まり、米ドル/円(USDJPY)やクロス円は揃って下落。オセアニア通貨と日本円以外の主要国通貨は動意が乏しく、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)などの一部ドルストレート銘柄は小動きにとどまった。金(GOLD)は軟調。前日からの下落基調が続き、朝方からじり安の地合いとなった。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-1.63%と続落。前日の米株安の流れを引き継ぎ、売り先行でスタート。時間外の米株先物が下落したことがさらなる重しとなり、後場では一時900円超の下げ幅で大幅続落となった。明日に米雇用統計の発表を控えているため、本日の海外時間では様子見ムードが徐々に広がることが考えられる。目立った経済イベントもなく、積極的な売買に繋がらない可能性があることに注意したい。
日本時間17時30分に、スイス国立銀行(SNB)が12月11日に開催した会合の議事録を公表する。SNBの議事録公表は昨年10月に公表した9月会合分が初めてとなり、今回は2回目の公表となる。12月会合では、SNBは市場予想通り政策金利を0.0%に据え置くことを決定。消費者物価指数(CPI)が想定以上に低下しているが、マイナス金利導入に踏み切るほどの状況ではないと判断された。中期的な見通しでは現在のゼロ金利を維持することが見込まれており、状況次第では為替介入の可能性があることも示唆。12月会合での政策金利発表後は、スイスフランが対米ドルや対ユーロで買われる動きがみられた。四半期ごとに開催されるSNBの会合は、次回は3月19日の開催予定となる。本日は16時30分にスイスの12月CPIの発表も控えているため、あわせて注目したい。
日本時間22時00分と24時00分に、米連邦準備制度理事会(FRB)のミラン理事の発言が予定されている。ミラン理事は8月に早期退任したクーグラー元理事の後任ポストとして指名され、今月末で任期満了となる。1月27日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が最後の会合となるため、これまで通りハト派路線を強調することになるのか注目したい。ミラン理事は今月6日のインタビューで「2026年は1%を大きく超える利下げが正当化される」と発言。現在の引き締め的な金利水準が景気を抑制しているとの見解を示し、FRBが利下げを進めなければ経済成長の見通しが崩れる可能性があると述べた。ミラン理事は昨年のFOMCでただ1人だけ大幅利下げを支持し続けており、今回も0.50%の利下げを主張する可能性が考えられる。現時点では1月会合での据え置きが大方の予想となっているが、あらためて利下げを明確に指示する発言が聞かれるか注目したい。
日本時間22時30分に、米国の新規失業保険申請件数が発表される。新規失業保険申請件数は、米国内で失業者が失業保険を初めて申請した件数を集計した指標。米労働省雇用統計局が週次データを毎週木曜日に発表しており、雇用関連指標の先行指標として注目されている。市場予想は21.2万件。予想外に減少した前週分から増加する見込み。明日9日(金)に12月の米雇用統計の発表を控えているだけに、今週は雇用関連指標に注目が集まっている。昨日発表された12月ADP雇用統計と11月JOLTS求人件数はともに市場予想を下回り、米国の労働市場の低迷が続いていることが示唆された。本日発表される新規失業保険申請件数に予想以上の増加がみられた場合、明日の雇用統計への警戒感が高まり、米ドル買いが強まる可能性があることに注意したい。
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