
2026.06.19
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欧・要人発言(日本時間17時00分~)
加・小売売上高(日本時間21時30分)
英・ロンドンフィックス(日本時間24時00分)
東京時間では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測や有事の米ドル買いなどが意識され、米ドル高が一段と強まった。米ドル/円(USDJPY)は前日のNY時間に161.80円まで上昇したが、高値を付けた直後に160.90円まで急落。その後すぐに急反発するなど、上値警戒感から神経質な動きをみせている。東京時間に入ると、朝方に片山財務相の円安けん制発言が伝わったことで一時161円割れまで下落。しかし、その後は本日19日にスイスで予定されていた米国とイランの会談が取りやめになったことが発表され、WTI原油先物(OIL)が76ドルまで上昇し、米ドル買いも先行した。金(GOLD)は前日の海外時間から売り圧力が強まっており、本日の東京時間では4,200ドルを下抜けて下げ幅を拡大。一時4,121ドルまで下押し、1週間ぶりの安値更新となった。株式市場では、日経平均株価は前日比+0.28%と7営業日続伸。米株高を好感した買いが先行し、寄り付きから取引時間中の最高値を更新。ただ、連日の上昇から過熱感も意識され、徐々に利益確定売りに押される動きとなった。本日は米国が祝日のため、NY時間以降は閑散取引が予想される。流動性が低下している状況では値動きが荒くなりやすいため、米ドル/円(USDJPY)の上値警戒感や週末のポジション調整に伴う神経質な動きに警戒しておきたい。
本日は、欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が複数予定されている。日本時間17時00分にエスクリバ・スペイン中銀総裁、日本時間19時15分にチポローネECB理事、日本時間23時00分にムーラン仏中銀総裁、日本時間23時30分にチーフエコノミストのレーン専務理事が発言予定。6月のECB理事会を終えた当局者らの発言が複数伝わっているが、現時点では多くのECB関係者がタカ派姿勢を維持している。米イランの和平合意で今後の見通しが変わる可能性があるため、最新の経済見通しや年内の追加利上げの可能性が言及されるか注目したい。ECBの利上げ観測が高まるとユーロ買い、利上げ観測が後退するとユーロ売りの動きが出る場合がある。
日本時間21時30分に、カナダの4月小売売上高が発表される。カナダの消費者の購買意欲や消費行動が反映されるため、個人消費の推移から景気見通しを探りたい。今回の市場予想は、前月比+0.6%、変動が大きい自動車を除いた小売売上高は前月比+0.9%。前回3月から伸びが鈍化する見込み。3月の小売売上高は想定外の強い伸びをみせ、指標発表後にカナダドル買いが加速した。市場予想を上回るとカナダドルの買い材料、市場予想を下回るとカナダドルの売り材料と判断されやすいため、予想と結果の乖離に注目したい。
日本時間24時00分頃は、ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)に関連したフローが観測される可能性がある。ロンドンフィックスでは、金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートが決定するため、ユーロや英ポンド、米ドルなど特定通貨の値動きが活発になりやすい。また、金(GOLD)の現物取引レートが決定するタイミングでもあるため、金(GOLD)の短期取引を狙いやすいタイミングでもある。本日は米国が休場で流動性が低下することが予想されるため、ロンドンフィックス前後の値動きが荒くなる可能性があることも想定しておきたい。
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