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米・ニューヨーク連銀製造業景気指数に注目か

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数に注目か
相場レポート

2024.09.16

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本日のポイント

  1. 欧・要人発言(日本時間17時10分・21時00分)

  2. 米・9月 ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間21時30分)

  3. 米・米国債入札(3ヶ月物・6ヶ月物)(日本時間24時30分)

早朝にトランプ前大統領を狙った暗殺未遂のニュースが伝わる中で始まった週明けの日本時間は、先週末のドル安・円買いの流れが継続。「敬老の日」で東証が休場となる中、米ドル/円(USDJPY)は午後からの売りで140円を割れて139円台後半へ下落。2023年7月以来の安値を付けた。ユーロ/米ドル(EURUSD)は買われ、金(GOLD/米ドル)も高値更新。仮想通貨(暗号資産)はビットコイン(BTCUSD)が-2.6%、イーサリアム(ETHUSD)は-5.3%の値下がり(直近24時間での比較)。欧州組の本格参入後にマーケットはどちらに動くのか。今週半ばからは各国の政策金利発表が続く。思惑による急変動に注意して臨みたい。

1. 欧・要人発言(日本時間17時10分・21時00分)

日本時間17時10分に欧州中央銀行(ECB)のルイス・デギンドス副総裁の発言が注目される。同氏はスペインの経済・産業・競争力大臣から2018年にECB副総裁に就任。任期満了は2026年5月。今年7月には「9月は意思決定するには適した月である」、「データという点で、9月は7月よりも決定を下すのに都合の良い月だ」、「賃金の動向に特に注目していく」、「インフレは2024年を通じて現在のレベルで推移するだろう」との発言が伝えられている。また日本時間21時00分にはECBレーン専務理事の発言が予定されている。レーン氏はアイルランド中央銀行総裁から2020年にECB専務理事に就任。任期満了は2027年5月。8月には「ユーロ圏の賃金上昇は2025、26年に大幅鈍化する」との見通しを示した。8月下旬の高値1.1200付近から1.1000近くまでほぼ200pips下落していたユーロ/米ドル(EURUSD)は、先週木曜日のECB政策金利以降、100pips以上値を戻している。

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2.米・9月 ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間21時30分)

日本時間21時30分には、ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。ニューヨーク連邦銀行は、アメリカに12ある地区連邦銀行のひとつ。同指数は、ニューヨーク連銀が管轄する地区にある約200の製造業者を対象にした調査により、製造業部門の景況感を測定する指標である。毎月15日に発表される。フィラデルフィア連銀製造業景気指数やISM製造業購買担当者景気指数に先んじて発表されるため速報性が高い。0を上回れば景況感の改善を示し、0を下回れば景況感の悪化を示す。前回8月15日は予想-5.90に対して結果は-4.70。今回の予想は-4.0。昨年末以降、マイナス圏での推移が続いている。

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3. 米・米国債入札(3ヶ月物・6ヶ月物)(日本時間24時30分)

日本時間24時30分に、短期米国債(3ヶ月・6ヶ月)の入札が行われる。米国債の短期金利は2023年後半の5.30%付近をピークに、緩やかな下落傾向にあるものの、依然として高いレベルを維持している。3か月物金利は前回10日の入札で4.895%、6ヶ月物金利は前回10日の入札で4.530%。今週水曜日に控えるFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げはほぼ確実視され、マーケットの関心は、利下げ幅が0.25%(25bp)に止まるか、巷間伝わるように0.50%(50bp)の大幅利下げとなるのかに移っている。

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