米中間選挙の開票でAI・半導体株が急落

2026.11.04
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本日のポイント
米・ADP雇用統計(日本時間22時15分)
米・ISM非製造業景況指数(日本時間24時00分)
米・EIA週間原油在庫(日本時間24時30分)
4日の東京時間は、米中間選挙の開票を受けてリスク回避の動きが強まった。日経平均は前営業日比108.70円安の62,973.16円で寄り付いた。その後は民主党の下院多数派奪還が有力と伝わり、AI規制強化への懸念からアドバンテストなどの半導体・AI関連株を中心に売りが拡大。日中安値60,030.10円まで下落したものの、午後は下げ渋り、大引けは62,188.63円(-893.23円)まで回復。3日続落で取引を終えた。米ドル/円(USDJPY)は158.48円付近で取引を開始し、158.74円の高値をつけた後、米長期金利の低下や米株先物の急落を受けて157.48円まで下落。午後は157円台後半でもみ合い、15時過ぎには158.04円付近まで戻す動きを見せた。欧州時間は、英・サービス業PMI(確報値)やユーロ圏・消費者物価指数(HICP・概算値速報)が発表される。NY時間は、米・貿易収支や米・PMI確報値にも注意したい。中間選挙の開票結果とそれを受けた米株式市場の反応、米国とイランの交渉をめぐる原油相場の動向、6日の米雇用統計を控えた米金利の変動にも警戒が必要である。
1. 米・ADP雇用統計(日本時間22時15分)
日本時間22時15分に10月の米ADP雇用統計(前月比)が発表される。今回の予想は+7.0万人、9月30日発表の前回結果は+9.0万人であった。前回は予想の+7.4万人を上回り、8月の+3.6万人から採用の持ち直しを示した。ただし、低採用からの完全な脱却と判断するのは時期尚早との見方も残る。今回も予想を上回れば、12月の追加利上げ観測を支えてドル買い材料となる。6日の米雇用統計を前に、労働市場の方向感を探る指標として注目される。
2. 米・ISM非製造業景況指数(日本時間24時00分)
日本時間24時00分に10月の米・ISM非製造業景況指数が発表される。今回の予想は54.8、前回結果は54.9であった。非製造業指数は景気拡大・縮小の節目である50を上回る水準で推移している。2日発表のISM製造業景況指数は予想を上回り、生産は約5年ぶりの高水準となった。サービス業も堅調な結果となれば、雇用統計への期待感からドル買い材料となる可能性がある。
3. 米・EIA週間原油在庫(日本時間24時30分)
日本時間24時30分に10月30日までの週のEIA週間原油在庫が発表される。今回の市場予想は現時点で示されておらず、10月28日発表の前回結果は-189.2万バレルであった。原油在庫は4週連続の減少で、ガソリンは+387.0万バレルと大幅に増加し、製油所稼働率は92.8%だった。米国とイランの交渉進展期待でWTIは約7%急落しており、在庫統計が原油の下げ止まりを促すかが焦点となる。API統計の結果にも注意したい。
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