
2026.04.22
NEW
米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
欧・ラガルドECB総裁の発言(日本時間26時30分)
米・主要企業の決算発表(日本時間翌5時00分頃)
東京時間では、米国とイランの和平協議を巡る報道に相場が一喜一憂する状況が続いた。前日のNY時間に、バンス米副大統領がパキスタンへの訪問を中止したことやイランが22日の和平協議への欠席を表明したことで警戒感が高まり、一時原油高と米ドル高が加速。しかし、直後にトランプ米大統領が停戦期限を無期限に延長したことでリスク回避の動きが急速に巻き戻されるなど、引けまで不安定な動きが続いた。東京時間では様子見姿勢で動意が薄く、米ドル/円(USDJPY)は159円台で小幅なもみ合い。その他の主要通貨も全般動きにくい状況が続いたが、前日同様にNZドルは早期利上げ期待から堅調に推移した。ただ、14時過ぎに「イランは米国が海峡封鎖を解除する用意があるとのシグナルを受け取った」と報じられたことでWTI原油(OIL)が一時87ドル台まで下げ幅を広げ、米ドル売りが加速。関連報道に相場が左右される状況が続いている。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+0.40%と3日続伸。寄り付きは中東情勢の不透明感が重しとなり下落して始まったが、半導体関連銘柄が上昇したことで反発。前引け前には取引時間中の最高値となる5万9,700円台を付け、後場でも堅調さを維持した。この後の海外時間では、中東情勢に関する新たなヘッドラインへの警戒感から、様子見姿勢が強まる可能性が考えられる。米国とイランの双方から発信される情報に対して相場が神経質に反応しているため、急激な値動きが生じるリスクには備えておきたい。
日本時間23時30分に、米国の原油在庫が発表される。週間原油在庫は、米国内で保有する商業用原油量を集計した指標。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜日に発表しており、米国の景気動向を把握するうえで原油在庫の需給の変化が注目されやすい。通常は在庫量の増減に応じてWTI原油(OIL)の価格が変動しやすいが、現在は中東情勢が原油相場を左右する状況が続いている。本日の東京時間では、WTI原油(OIL)は90ドル割れまで値を下げたものの、依然として高止まり。トランプ米大統領やイラン側の発言で相場が一喜一憂する状況が続いているため、NY時間での動向には特に注意したい。
日本時間26時30分に、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言が予定されている。金融当局者は来週のECB理事会を前にブラックアウト期間入りしており、金融政策に関する具体的な発言は控えられるが、インフレや経済全般に関して何らかの見解が聞かれるか確認したい。中東情勢の不透明感が解消されないなか、ECBは経済への影響を見極めるために、4月会合では政策金利の据え置きを発表する可能性が高い。最近のラガルド総裁の発言でも利上げに慎重な姿勢が示されているため、同様のスタンスを維持するか注目される。なお、本日は日本時間16時30分頃からECB関係者の発言が数多く予定されているため、各メンバーの発言にも注目しておきたい。
米国では決算発表シーズンが本格化しており、本日は米株式市場の開場前から引け後にかけて米企業20社以上の決算発表が予定されている。特に注目を集めるのが、引け後の日本時間翌5時00分頃に発表される米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA)の2026年第1四半期決算発表。市場予想では、前年同期比で増収増益が見込まれている。テスラは2025年通年で売上高が前年比約3%減少しており、EV販売の不振や関税問題、CEOのイーロン・マスク氏の政治関与などが同社株の重しとなった。今回の決算で黒字回復できるかが注目ポイントの1つであり、マスク氏が打ち出す人工知能(AI)事業がどの程度投資家に評価されるかが注目される。引け後のテスラ(TSLA)の決算発表を受けて同社株が大きく変動した場合、S&P500(US500)やナスダック100(US100)の動きに影響を与える可能性が高い。
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