FOMC後の凪、焦点は日銀会合へ

2026.10.29
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本日のポイント
米・個人所得(日本時間21時30分)
米・第3四半期GDP(日本時間21時30分)
欧・ECB政策金利(日本時間22時15分)
29日東京時間の米ドル/円(USD/JPY)は、小動きだった。FOMC(政策金利据え置き)が想定ほどタカ派でなく米金利が低下し、朝方は157円60銭まで下落。その後は買い戻しでやや値を戻したが上値は重く、午後は157円80銭台でもみ合い。日銀会合の結果公表を明日に控え、様子見ムードが強い1日となった。日経平均は3日続伸。前日比705円28銭高の6万4,659円47銭で取引を終えた。前日に業績予想を上方修正したアドバンテストが急伸し、一時800円超上昇する場面もあった。欧州時間では、21時15分に発表されるECB政策金利が焦点となる。市場予想は2.65%での据え置きが有力。12月の追加利上げに含みを残すかが注目される。ただ、フランスの財政懸念で同国の長期金利が5%台に乗せており、ユーロは買われにくい状況だ。NY時間では、21時30分に米・第3四半期GDP速報値と9月のPCEが発表される。強い結果なら12月利上げ観測が強まりドル買い要因となる。中間選挙後の対イラン軍事作戦への警戒も、原油高と金利上昇を通じて波乱要因となり得る。今後の相場は、明日30日の日銀会合と植田総裁会見が最大の焦点。利上げの有無次第で円は大きく動く可能性がある。FOMCは10対2で据え置かれ、12月利上げは8割程度織り込み済み。日米金利差が下支えとなり、米ドル/円は156〜159円のレンジでの推移が想定される。日経平均は、AI関連株の調整と円高の動きに注意したい。
1. 米・個人所得(日本時間21時30分)
日本時間21時30分に9月の米・個人所得が発表される。市場予想は前月比+0.3%、前回結果は+0.2%である。前回は個人消費支出が+0.9%と所得の伸びを上回った。今回は消費支出が+0.5~0.6%、PCE価格指数が前月比+0.5%、前年比+3.6%前後、コアPCEが前月比+0.3%、前年比+3.1%程度と見込まれる。エネルギー高による物価上昇と、貯蓄率の低下が消費の持続性に及ぼす影響が焦点である。
2. 米・第3四半期GDP(日本時間21時30分)
日本時間21時30分に米国の第3四半期GDP速報値が発表される。市場予想は前期比年率+3.2%、前回の第2四半期確報値は+2.2%である。アトランタ連銀のGDPNowは10月27日時点で+3.4%と、堅調な成長を示唆している。AI関連投資が成長を支える一方、輸入増加による下押しも懸念される。結果が予想を上回るかに加え、成長の持続性が焦点である。
3. 欧・ECB政策金利(日本時間22時15分)
日本時間22時15分にECBの政策金利と声明が発表される。市場では預金ファシリティ金利2.50%の据え置きが有力視されている。前回は0.25ポイント利上げされ、2.25%から2.50%となった。ユーロ圏の9月インフレ率は前年比+3.8%に上昇したが、基調的な物価への波及は限定的とされる。12月会合での追加利上げの可能性や、ラガルド総裁の発言が焦点である。
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