高市トレード再開か

2026.01.12
2026.01.12
本日のポイント
ス・消費者信頼感指数(日本時間17時00分)
米・中期国債入札(日本時間25時30分)
米・要人発言(日本時間26時30分)
東京時間ではドル円が下に往ってこいの荒い動きとなった。東証が成人式の祝日により休場となる中、158.00付近からスタートした米ドル/円(USDJPY)は、先週末につけた高値158.17付近を天井に急落。157.50割れの水準まで売り込まれるも、午後にはきれいに買い戻され、再び158.17の高値に面合わせした。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)は対ドルで上昇。金(GOLD)もドル安との逆相関で上昇した。銀(SILVER)は昨年末につけた高値84ドルを上抜け、最高値を更新。衆院解散報道を受けて急騰した日経平均(JP225)は、東証休場の中でも史上最高値圏を維持。朝方には54,000円を上抜ける場面も見られた。高市トレードの再開でさらなる高値を目指すのか、「選挙は買い」のアノマリーとともに日経株価の動きを注視したい。ビットコイン(BTCUSD)は、週末相場の小幅レンジから重しが取れたかのように急上昇。9万2,500ドル付近まで高値を試す勢いを見せた。昨年の最高値12万ドルを目指す勢いが見られるのか、ボラ拡大を期待しつつ値動きを見守りたい。本日はNY時間に注目度の高い経済指標の発表は予定されていない。地政学リスクの高まりとヘッドラインニュースによる突発的な値動きに注意したい。
1. スイス・消費者信頼感指数(日本時間17時00分)
日本時間17時00分に、スイスの12月・消費者信頼感指数が発表される。今回の予想は-33.0。前回結果-33.8から低下の見込み。スイスの消費者信頼感指数は、スイス経済省経済管理局(SECO)が経済活動について家計の信頼感を測定した指標である。SECO消費者信頼感指数は2022年5月以降、マイナスで推移。スイスの政策金利は今年3月・6月と2会合連続で25bp(0.25%)の利下げが行われ、現在の政策金利は0.00%。9月・12月会合でもゼロ金利のまま据え置かれた。米ドルの信頼低下との逆相関でスイスフランが買われる流れが続いている。スイスフラン高がどこまで継続するのか。米ドル/スイスフラン(USDCHF)、スイスフラン/円(CHFJPY)の動きを注意深く見守りたい。
2. 米・中期国債入札(日本時間25時30分)
日本時間25時30分に米・3年物中期国債(580億ドル)、27時00分には米・10年物中期国債(390億ドル)の入札が行われる。前回の利回りは、3年物が3.614%、10年物が4.175%。債券価格と金利は逆相関の関係にあることが知られている。国債入札が好調な結果に終わると、債券価格が上昇して利回りが低下。米ドルが売られ、金利と逆相関にあるゴールド(GOLD)に買いが入る可能性が高い。逆に米国債の入札が不調に終わると、債券価格が下落して利回りが上昇。米ドルが買われ、ゴールドに売りが出る。特に10年債入札はしばしば急変動のきっかけとなることか多いため、入札結果に対するマーケットの反応を注視したい。ゴールドは、地政学リスクの高まりを受けて上昇。クリスマス休暇の閑散相場でつけた最高値の更新を伺う勢いを見せている。
3. 米・要人発言(日本時間26時30分)
日本時間26時30分にボスティック:アトランタ連銀総裁が発言。アトランタ連銀のボスティック総裁は9日、「労働市場が減速し、懸念の声が広がっているとはいえ、インフレという大きな課題が依然としてあるという事実を見失わないようにすべき局面だ」として、インフレ率を当局目標の2%に戻すことに引き続き注力するべきだとの考えを示した。26時45分にはバーキン:リッチモンド連銀総裁が発言。バーキン総裁は、9日に発表された米・雇用統計について「緩やかな雇用の伸びと労働供給の増加という絶妙な均衡状態が続いているようであり、それは心強いものだ」と語った。翌8時00分にはウィリアムズ:NY連銀総裁の発言も予定されている。今後の政策見通しについて触れる場面が見られるのか、米国の要人発言とマーケットの反応を注意して見守りたい。
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