
2025.11.24
2025.11.24
欧・ラガルドECB総裁の発言(日本時間23時45分)
米・ダラス連銀製造業活動指数(日本時間24時30分)
米・中期国債入札(日本時間27時00分)
本日の東京時間は、振替休日により東証が休場のため、方向感なく小幅なレンジでの動きに終始した。先週末のNY時間にドル安・円高が進んだ米ドル/円(USDJPY)は、週明け早朝のマーケットで小幅に反発。156.30付近から156.65付近までドルが買い戻されたものの、その後は力なく156.50辺りにジリ下げ。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)はドルストレートで上昇した。先週末にウィリアムズ:NY連銀総裁が、労働市場の軟化を背景に「FRBが短期的に利下げを行う余地がある」との見方を示したことから12月利下げの確率が上昇。本日も小幅ながらドル売り基調の継続が伺える。先週末に8万ドル割れ寸前で下げ止まったビットコイン(BTCUSD)は、88,000ドルまで力強く上昇。10%のリバウンドを見せた。日本の著名投資家がビットコイン購入をSNSで表明したことで、いわゆる「イナゴ」系トレーダーによる買いを誘ったものと見られる。国内の個人トレーダーの買いがビットコインの再上昇へと繋がるのか、思惑による売買の成行を注意深く見守りたい。本日は注目度の高い米国指標がない中、23時45分にECBのラガルド総裁の発言が予定されている。先週、共通通貨ユーロの誕生以来の最高値を更新したユーロ/円(EURJPY)を中心に、各通貨ペアの値動きを注視しつつ、優位性の高いエントリーポイントを探りたい。
日本時間23時45分にECB(欧州中央銀行)のラガルド総裁が発言予定。ラガルド総裁は今月15日のCNBCとのインタビューで、ユーロ圏の金融政策と経済は「適切な状態」にあるとの見方を繰り返しつつ、利下げが終わったと宣言することはできないと表明。投資家やアナリストは、ECBの利下げサイクルは完了したとする見方が優勢だが、ラガルド総裁は「万一の場合には、対応を取れる態勢にある」とし、「われわれは適切な状態にある。とはいえ、万が一の事態は起こりえる」として、状況に応じて柔軟に対応する余地があることを示した。本日の発言から金融政策の見通しを示唆する文言が確認できるのか。注目度の高い経済指標の発表がないだけに、ラガルドECB総裁の発言内容に注目したい。
日本時間24時30分に11月の米・ダラス連銀製造業活動指数が発表される。前回10月の結果は-5.0。8月以来3か月連続でマイナスを記録したものの、9月の-8.7を底にして回復基調にある。ダラス連銀製造業活動指数は、ダラス連銀が管轄する地域(テキサス州、ルイジアナ州北部、ニューメキシコ州南部)の大企業100社以上を対象に、生産、新規受注、当月の価格、今後6か月間の予測など、いくつもの質問を行い、企業担当者の回答を基に指数化した指標である。テキサス州はエネルギー産業(石油・ガス)や製造業(石油・化学製品、電器・電子機器、産業用機械、金属製品、食品)を中心に先進製造業が盛んな地域だけに、ダラス連銀製造業活動指数は米国経済全体の主要指標として注目される。同指数は2022年5月以降、昨年12月から今年1月にかけてプラス圏を回復した期間を除くと、一環してマイナス圏での推移が続いている。
日本時間27時00分に、米・2年物中期国債(690億ドル)の入札が行われる。前回入札時の利回りは3.504%。債券価格と金利は逆相関の関係にあることが知られている。国債入札が好調な結果に終わると、債券価格が上昇して利回りが低下。米ドルが売られ、金利と逆相関にあるゴールド(GOLD)に買いが入る可能性が高い。逆に米国債の入札が不調に終わると、債券価格が下落して利回りが上昇。米ドルが買われ、ゴールドに売りが出る。ゴールドは、12月利下げ期待の後退を受けて上値の重い展開が続いている。米国債入札前後の金(GOLD)の値動きを注視してエントリーチャンスを探りたい。
最近のレポート 記事一覧
2026.02.24
NEW
米・トランプ政権の新関税の動向を注視
米・トランプ政権の新関税の動向を注視
2026.02.23
NEW
BTC急落の余波と欧米の要人発言に注意か
BTC急落の余波と欧米の要人発言に注意か
2026.02.20
NEW
米・GDPとPCEの結果から米ドルの方向性を確認
米・GDPとPCEの結果から米ドルの方向性を確認
2026.02.19
NEW
米経済指標と米ドル買い・円売りの動向を注視
米経済指標と米ドル買い・円売りの動向を注視
2026.02.18
NEW
米ドル高・株高の動きが継続か
米ドル高・株高の動きが継続か
2026.02.17
NEW
連休明けのNY勢の動向に注目
連休明けのNY勢の動向に注目
2026.02.16
高市首相と植田日銀総裁の会談に注目
高市首相と植田日銀総裁の会談に注目
2026.02.13
米・CPIから米ドルの動向を探る展開
米・CPIから米ドルの動向を探る展開
2026.02.12
米ドル安・円高の流れが継続か
米ドル安・円高の流れが継続か
2026.02.11
3営業日遅れの米・雇用統計に注目か
3営業日遅れの米・雇用統計に注目か